心の境界線「バウンダリー」とは?

 

私たちは、日々の生活や仕事の中で、人間関係にストレスや不安を感じてしまうことが少なくありません。

「ノー」と言えずに引き受けて疲れてしまったり、人の顔色を伺って本当の気持ちが伝えられなかったり、

人の言動にイライラして「あの人さえ変わってくれたら」…そんなふうに思ったりしたことはないでしょうか?

 

そんな心の葛藤や人間関係のストレスを克服する考え方が「バウンダリー」。

 

 「バウンダリー」とは、人と人との間の適切な距離感、相手との「心の境界線」を意味します。

 

私たちにどこまで責任があり、どこから責任がないか、「責任の領域」をあきらかにします。

 

 

私たちは、互いの責任領域があいまいなためにストレスを抱えていることがよくあります。 

バウンダリーを理解し、実践していくなら、自分自身を確立し、家庭・職場・社会におけるあらゆる人間関係が良くなり、豊かになっていきます。


 

 

バウンダリーが確立していくと…  

 

▶違いを尊重できるようになる

一人ひとりの違いを認めれば、人間関係が良くなります。自分を知れば、他人との違いを尊重できます。

 

▶人生を自分でコントロールする

周囲の状況や他人の言動に“反応”して生きるのではなく、良いものを自分で“選択”して生きられるようになります。

自分にも他人にも正直に、自分の人生を力強く生きられるように変わっていきます。

 

「ノー」も「ありがとう」も言える人生になる

「ノー」と言うのは相手を傷つけるためではなく、お互いを大切にするため。

それが理解できると「ありがとう」もヘルプの言葉も表現できるようになります。

 


 

 

目標は「依存から自立へ、自立からさらに相互依存へ」

 

「依存している人」とは・・・

他人に頼りすぎる人。

他人にまったく「ノー」が言えない人。

 

 「自立している人」とは・・・

努力によって欲しい結果を得ることができる人。

 

「相互責任している人」とは・・・

自分の弱さを認め、他の人に明らかにし、助けを求める。

他の人の弱さも認め、すすんで助けることができる。

自分と他人の努力を引き合わせて、最大の成果を出せる人。

 

 

今より何倍も充実した人生を送るために、「バウンダリー」を学び、実践してみませんか?